田村ボーリング株式会社

トップページへサイトマップお問い合せ
業務案内
地質調査部門
建設コンサルタント部門
地下水部門
温泉部門
設備部門
特殊工事部門
磁気探査部門
マメ知識
土について
岩について
水について
その他
会社案内
ごあいさつ
会社概要
会社のあゆみ
会社施設紹介
技術発表会
ISO登録情報
指定調査機関の開示情報
採用情報
リンク集
お客様相談室

業務案内

HOME >> 業務案内:地質調査部門

地質調査部門
大地の素顔を知り、自然との調和を図るために・・・

地質・地盤・地下水・温泉調査
ボーリング調査原位置試験・計測|物理探査|室内試験現地調査
水文調査
土壌汚染・地下水汚染調査

物理探査

物理探査とは、電気・電磁波・弾性波などを利用して地下の状況を把握する調査の総称です。基本的には非破壊で行われ、ボーリング調査が点の調査とすれば、物理探査では面的な情報が得られます。従って、ボーリングと物理探査を組み合わせることにより、より精度の高い地下情報を得ることができます。
物理探査は、地下水源開発・温泉源開発、都市土木・トンネル・ダムあるいは斜面防災、さらには遺跡調査と幅広い分野において利用されています。
物理探査の実施に際しては、調査目的応じた各物理探査法の適用性と制約を理解して計画する必要があります。

【当社で実績のある物理探査法】

・電気探査
・高密度電気探査
・電磁探査(VLF法、CSAMT法)
・弾性波探査(屈折法)
・自然放射能探査(γ線探査)
・表面波探査(レイリー波探査)
・地下レーダー探査
・磁気探査
・地下1m深地温探査

【電気探査】
比抵抗垂直電気探査 ・高密度電気探査

高密度電気探査成果/2次元比抵抗断面図

〔原理〕
大地の持つ電気抵抗(比抵抗:Ωm)は、構成される岩石・堆積物の種類あるいは地下水に有無よって変化します。この性質を利用すると「比抵抗構造」から地下構造を推定する事ができます。比抵抗法電気探査では、地面に配置した電極系から地盤に電流を流し、それによって発生した電位から地盤の比抵抗値を求めます。

〔適用事例〕
・地下水調査 ・地すべり調査 ・トンネル調査 ・構造物基礎調査・活断層調査 ・堰堤の漏水調査


【電磁探査】
・VLF-EM法(Very Low Frequency Erectro Magnetic Method)
・CSA-MT法(Controled Source Audio Magnetotelluric Method)

〔VLF-EM法電磁探査〕

VLF-EM法は、海上自衛隊・米軍が対潜水艦通信のため凡地球的に常時発信されている超長波VLF(Very Low Frequency)を利用する受動的探査法です。
発信局から放射された電波は、遠隔地点では接線方向の水平磁場のみとなり、地下に透入した「一次電磁波」は地下水脈や鉱体などの低比抵抗帯があると、そこに集中して誘導される電流が渦電流を形成し磁場異常(奨起された「二次磁場」)を生じます。可探深度は調査地の地下を構成する比抵抗値によって変化します。
 この磁場異常=比抵抗異常を解析し、地下構造を推定します。とくに岩盤地帯の「地下水」、「温泉」などの探査に、再現性のある精度の良い調査が可能です。
VLF-EM法は、独自の信号源が不要なため探査機器はコンパクトなものとなり、能率よく測定できる利点があります。

測定機器類
測定機器類 測定状況

VLF探査出力事例


〔CSA-MT法電磁探査〕

地下に入射した電磁波は周波数により透過する深さが異なります。
人工的に様々な周波数(10−2〜103Hz)の磁場を発生させて信号源とし、その磁場によって誘導される異なった深さの地電流の変化を測定することにより、地下の地質構造(比抵抗構造)を求めることができます。

(特徴)
・大深度地下の探査に適している。(可探深度:地下50m〜2000m)
・断層、破砕帯、不整合などの地質不連続面の把握に有効。
・「地下水」、「温泉」、「トンネル」、「地熱」などの調査に適用性が高い。
CSAMT探査

比抵抗断面図
比抵抗断面図

比抵抗断面図
比抵抗柱状図


【弾性波探査(屈折法)】
弾性波探査は地震探査ともいわれ、岩石の動弾性的性質の差異によって弾性波の伝播速度が異なることを利用して、地下に分布する地層を速度によって判別する調査法です。弾性波は、通常、ダイナマイトを起爆させることで発生させます。弾性波探査は屈折法と反射法とに分けられますが、土木地質の調査では、一般に「屈折法」が広く用いられています。

(特徴)
・基盤岩までの深さ、岩質・硬軟・風化・亀裂の発達程度などの判別に有効。
・「土木工事(ダム、トンネル、切土)」あるいは「原石山」などの地質調査に適用性が高い。

弾性波探査(測定本部) ピックアップ設置状況
弾性波探査(測定本部) ピックアップ設置状況


【自然放射能探査(γ線探査)】
自然放射能探査は、岩石中の割れ目を通じて地下深部から上昇してくる天然放射性同位元素(ウラン・トリチウム・カリウムなど)の壊変で発生する放射線(γ線など)を検出することによって、断層破砕帯(地質構造的弱線部)や地質境界等の存在を明らかにします。

(特徴)
・地表地質踏査等では発見困難な、表土に覆われた断層破砕帯や亀裂帯を把握するのに有効。
・山地域の「地下水」、「温泉」や「断層」などの調査に適用性が高い。

 自然放射能探査状況
シンチレーションカウンターによる自然放射能探査状況

▲このページのトップへ戻る

 Copyright(c)2004 TAMURA BORING. All Rights Reserved.